今日は池袋で開催されている PAGE 2009 を見るためにレタースペースを通常より少し早く出た。
最終日だったせいか思ったよりも熱気があってたくさんの人が入り口に集まっていた。

印刷系の企業を一同に介したイベントなので、印刷機器系のブースが立ち並ぶ。その中でも僕はフォントベンダーを中心に見て回った。見て回ったフォントベンダーの全体的の総括としては、大方の予想通りUD(ユニバーサル・デザイン)を冠した書体が多かったの印象的。パナソニック(旧松下電器産業)とイワタが共同で開発したイワタUDフォントを発表したのが約2年半前。キーパーソンである水野さんの活躍もあって着実にそのカテゴリは定着し、大日本スクリーンのヒラギノシリーズ、モリサワが相次いで開発に名乗りを上げている。

普段、違う視点で書体に向き合っているので、フォント開発の名だたる企業の動向を見るいい機会になった。