最近、梢のわがままがひどいと思っていたらかんしゃくだったようだ。かんしゃくを起こすなんて普通に使っていたけど、本物のかんしゃくを目の当たりにして何もできなかった。叱ったり、叩いたりしたけど収まる気配はない。いよいよ万策尽きたという頃に、ころっと何も無かったようにおさまる。

梢を叩くときは嫁さんと確認してやるよ、やるよという感じ。勇気がいるし心が痛い。今でも思い出すと良くなかったかなと反省する。

育育辞典を見るとこの年頃の子供はかんしゃくを起こすことが多いみたいで、叱ったり叩いたりするのはあまり良くないということがわかった。かんしゃくを起こした子供は放っておくのがいいみたい。

僕はいわゆる仕事が出来るタイプの人間ではないから決して仕事が速くはない。だから僕が主に持っているデザイナー、友人、父親、子、兄弟、夫といったそれぞれの立場の中で、デザイナーの時間が一日の中で最も多く、その他の立場は比較的疎かにしている。

子という立場は既に27年間やっているので、いまさら子供たるものはなんてことを学ぶつもりはないけど、比較的新しい父親という立場では白帯同然なので、もう少し父親たるものについて学ばなければならないかなと思った。